エンディングノートって?

エンディングノートという言葉を耳にする機会が増えてきました。エンディング、すなわち人生の終末期に関する覚書であるエンディングノートは、一般的には遺言書の簡易版と考えられています。しかし、法律文書である遺言書とは異なり、単純なノートであるからこそ、エンディングノートの可能性はもっと広いはず。

当事務所では、終末を見据えて、過去を振り返り、現在を把握し、未来を設計するための総合的なツールとしてエンディングノートを捉えています。命に限りがある以上、誰もがいずれは終末を迎えます。その事実を意識して生きるすべての人にとって、エンディングノートはその人らしい終活のベストパートナーとなる可能性を秘めています。

終活ツールとしてエンディングノートが優れている理由の一つに、各人が主体的に取り組める活動であるという点があります。終活が一般的な関心事となり、一大ビジネスとなった昨今では、終活に関するさまざまな情報やサービスが氾濫しています。その中で「自分はどうしたいのか」を主体的に考えて実現させるために、エンディングノートが役に立つのです。

ノートに書き込む過程で、色々調べたり、周りの人の意見を聞いてみたりするでしょう。書くことそれ自体によって、考えが整理され、具体的な対応策が見えてくることもあります。書き込んだ内容は、自分の備忘録となるのはもちろんのこと、誰かに見せることで何らかのコミュニケーションが生じたり、それを見た誰かが何らかのアクションを起こしたりするかもしれません。このような一連の動きを通じて、あなたらしい終活が実現していくことになるのです。

エンディングノートの現状

エンディングノートを使った終活は安価で手軽な点もメリットです。公正証書遺言を作ったり、家族信託を組んだりといった本格的な終活には時間もお金もかかりますが、エンディングノートの執筆は端的には紙とペンがあれば可能です。そのため、まずやってみたい終活として人気があり、市販のエンディングノートの出版やエンディングノートの書き方セミナーも活況を呈しています。

しかし、ここには落とし穴があります。それを有効活用できている人がほとんどいないのです。自分で用意したもののほかに「セミナーで無料でもらって」「家族からプレゼントされて」、エンディングノートを複数持っているという人にたくさんお会いしました。だけど、持っているだけで、まだ書き始めていない、あるいは書いてみたけど途中で止めてしまったと皆さん口を揃えておっしゃいます。

エンディングノートは、遺言書に比べ、本人にとって気軽に始められるのはもちろん、家族など周りの人にとっても気軽に勧めやすいものです。さらに、終活関連のサービス業者にとっても販促商品として利用しやすい性質があります。その結果としての供給過多の状況が生まれていると考えられます。

実際には、エンディングノートを書き進めるという作業は、意外に骨が折れるものです。何を書いていいか分からない、どこから書き始めていいかわからない、書いている途中で思いがあふれて書けなくなった等々、悩みはつきません。またなんとか書き進めることができたとしても、内容や保管の仕方に不備があり、結局は有効活用できていないというケースも多いです。

当事務所のエンディングノート・サポート

当事務所では、エンディングノート・カウンセリングエンディングノートの実行サポートとして、エンディングノートの活用のお手伝いをさせていただいております。エンディングノートは人生の縮図そのものだからこそ、内容や使い方も千差万別。お客様にぴったり合った個別のサポートをご提供します。それ自体独立のサービスだからこそできる、かゆいところに手が届く手厚いサポートです。

お客様のエンディングノートを実効性のあるものとするために、行政書士、税理士、ファイナンシャル・プランナーとして専門的な支援を行います。傾聴や対話、マインドマップといった技法も適宜織り込みながら、お客様の良き相談相手となります。さらに、小回りの利く個人事務所として、エンディングノートをめぐるお客様の多様なニーズに柔軟に対応します。

エンディングノートが扱うのは究極のプライベート情報です。一人で書くのは難しいけれど、家族や周りの人に相談するのも抵抗がある。かといって、他人に相談するのも秘密が漏れないか心配。―そんな風にお悩みの方は、ぜひ当事務所のエンディングノート・サポートをご検討ください。行政書士・税理士には厳格な守秘義務が課されていますので、安心してご相談いただけます。

エンディングノート・カウンセリングの流れ

ご予約

お電話又は当事務所サイトのお問い合せフォームより日時をご予約ください。事前に詳しいご案内を送付します。

初回

当事務所の専用ルームにて初回カウンセリングを行います。すでにお持ちのエンディングノートがあればご持参ください。簡単な説明の後、お話を伺います。その後、あなたに合ったエンディングノートを選んで、何をどの順序で書き進めるか相談して決めましょう。初回のみで終わっても構いませんが、継続する場合は、必要に応じてホームワーク(次回までに調べて書いてくる項目)を一緒に設定します。最後に、書き進めるにあたって進捗管理に役立つ専用のカルテを作成してお渡しします。

2回目以降

2回目以降はまったくのオーダーメイド。ご希望に沿って柔軟に対応します。例えば・・・・

自分のこと、上手く書けない

→対話や傾聴、マインドマップ等により考えをまとめるお手伝いをします

将来の計画を書いてみたが、お金の裏付けがあるか把握していない

→キャッシュフロー表を作って「見える化」します

書き込んだ希望がちゃんと実行されるか不安

→契約を締結して公正証書にするなど、書き込むだけでなく実現化するためのサポートをします